2015年に採択された国連の「持続可能な開発のための2030アジェンダ」は、17の「持続可能な開発目標(SDGs)」をかかげ、誰も置き去りにすることなく、あらゆる形態の貧困に終止符を打つことを目指しています。さらに、不平等と闘い、気候変動に対処し、地球を守るために、国際社会が協力してグルーバルな諸課題の解決に取り組むことを求めています。
持続可能な社会の実現のために、政府だけでなく、企業、市民社会団体、すべての関係者の一層の貢献が期待されています。
SDGsについて詳しくはこちらまで
https://www.mofa.go.jp/mofaj/gaiko/oda/sdgs/index.html
①
どんなに小さくとも良いので具体的であること。
②
他者との関係性の中で行われること。
③
他者の取り組みに感心を寄せ、敬意を払うこと。
④ 外部に発信していること。
SGDsの理念に賛同し、孫七瓦工業株式会社が取り組んでいるSDGsをご紹介したいと思います。
地域の特に河川敷の清掃活動をすることは、陸上の生態系の保護、回復及び持続可能な利用の推進につながることから「⑮陸の豊かさを守ろう」にあたります。
また、河川にゴミが流れることを防ぐことから海洋のマイクロプラスチック問題を防止することにもなるので 「⑭海の豊かさを守ろう」にもあたります。
みんなが望む美化した地域になることから「⑪住み続けられるまちづくりを」にもあたり、ポイ捨てしないことを 啓蒙することは「⑫つくる責任つかう責任」にも該当します。
⑪住み続けられるまちづくりを
⑫つくる責任つかう責任
⑭海の豊かさを守ろう
⑭陸の豊かさを守ろう
会社の倉庫の屋根に太陽光発電を設置して、再生可能エネルギーを創出しています。
また事業として太陽光発電の販売や施工をしクリーンエネルギーの普及に貢献しています。
⑦ エネルギーをみんなにそしてクリーンに
日本瓦は「断熱性」「遮熱性」に優れており、住民が生活する上で省エネルギーをもたらします。 安全で安心できる快適な住まいのある暮らしの普及に貢献し、夏は涼しく冬は暖かい暮らしを支えています。
⑦ エネルギーをみんなにそしてクリーンに
⑬ 気候変動に具体的な対策を
阪神淡路大震災以前に採用されていた土葺きは、下地材と瓦の間に土を接着材料として使用することにより断熱効果がありました。震災以降、屋根の工法が土葺きから釘止めの引っ掛け桟葺きに変わり土が使われなくなりました。その代わりに屋根用断熱材を使用することにより、大きな断熱効果が生まれます。昨今の地球温暖化対策として、屋根用断熱材を使用し快適な住まいを提供しています。
⑬ 気候変動に具体的な対策を
廃棄物のリサイクル・リユースを促進して廃棄物の量を削減することが求められています。屋根工事などの業務中に発生した廃棄物は、分別して産業廃棄物処理業者に委託することでリサイクル可能な廃材は適正処理をするようにしています。
⑫ つくる責任つかう責任
弊社では屋根工事を本業としていますが、「労使関係」「雇用促進」「社会保障と訓練」「雇用安定」「労働条件」 「安全衛生」などの項目に特に注力し、働きやすい環境づくりを目指しながら、自社の維持発展も目指しています。
⑧ 働きがいも経済成長も
弊社が加盟している奈良県瓦工事業協同組合が母体となって、奈良県瓦葺高等職業訓練校を運営しています。 瓦工事業界の若手が技能技術を習得し、新たな伝統産業の担い手となっていきます。 弊社では職業訓練指導員としても役員が訓練校に携わっています。 ⑨ 産業と技術革新の基盤をつくろう
弊社がある斑鳩町は世界遺産の法隆寺があり、近隣の住宅の工事では景観を重視した屋根材を採用します。 また耐久性の高い屋根材や自然災害に強い耐震耐風工法を採用して住み続けられるまちづくりを意識しています。 ⑪ 住み続けられるまちづくりを
粘土瓦は屋根材としての役割を終えた後、道路の路盤材や庭の防草材などとしてリサイクル可能です。 土を焼成して屋根の上に葺かれ、また地面に帰っていきます。大自然の恵みである土から生まれた瓦は最高の自然素材であり、最強の自然建材と言えるでしょう。 ⑫ つくる責任つかう責任
⑧ 働きがいも経済成長も
⑨ 産業と技術革新の基盤を つくろう
⑪ 住み続けられるまちづくりを
⑫ つくる責任つかう責任
ものづくりマイスター
厚生労働省の「ものづくりマイスター制度」に認定され、地域の中学校などにゲストティーチャーとして行き、生徒に職業体験学習をしてもらいます。
奈良技能フェスティバル
年に一回開催される奈良技能フェステイバルでは、子ども達に瓦用のタガネや金槌を使用して瓦割り体験をしてもらいます。また、瓦の焼成前の粘土を使いミニチュア瓦の型押し体験もしてもらいます。
④
質の高い教育をみんなに